やきものは何からできているの?
ねんど 焼き物の粘土は山から採れる土が原料です。
粘り気のある良質の土を採掘してから、水に漬けて腐らせ、精製した後、約1年寝かせて粘土ができます。
うわぐすり 焼き物の表面をコーティングしているのがうわぐすりです。焼き物に色やツヤを出してきれいに装飾し、そして扱いやすくします。
慶山焼ではうわぐすりの原料にケヤキの木を使うのが特徴です。
ケヤキを燃やした燃え殻を水に沈め、アクを丁寧に取り除き、約半年かけて「灰」が完成します。「灰」にガラス質の鉱物などを調合してうわぐすりが作られます。
あくぬき うらごし
 やきものの総仕上げは窯焚きです。
窯の中では炎のめぐり方、酸素の量よっても出来具合が異なってきます。
Q. それではここで問題です。ケヤキの灰のうわぐすりで発色したものは次の3つのうち どれでしょうか?
1. はけめ 2. 還元 3. 酸化
A. 正解は3つともケヤキの灰なんです。
  1.の茶色は灰をそのまま、刷毛で塗ったもの。
  2.と3.は同じ灰のうわぐすりを掛けていますが、2.の水色は窯で焼いた時に酸素量を減らす「還元焼成」。
  3.の紫色は窯の中の酸素を多くする「酸化焼成」
このように、同じ灰を使っても うわぐすりの調合の仕方や窯の焚き方でこんなに色がかわるんです。
やきものは奥が深いですよ〜

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